貧血にいい食べ物「あさりの水煮缶」がおすすめ
「体がだるい・めまいがする・動悸が激しい」などは、貧血が原因かもしれません。じつは貧血は女性に多く、予備軍も含めると成人女性のなんと4人に1人が貧血といわれています。そんな貧血にいい食べ物がじつは「あさりの水煮缶」です。さらには、牛肉も貧血にいい食べ物なのでした。
貧血にいい食べ物はあさりの水煮缶
たかが貧血と侮ってはいけません。ドイツの研究によると、貧血を放っておくと認知症のリスクが2倍近く増えるという報告もあるほど。そんな貧血でもっとも多くの人がなるのが、鉄分が不足しておきる鉄欠乏性貧血です。
そこで大切なのが、バランスのとれた食事。とくに、鉄分が含まれている食べ物が重要です。鉄分を豊富に含む食べ物といえば、レバーを思う浮かべる人が多いでしょう。しかし、レバーの7倍以上の鉄分を含む魚介類があります。
そんな貧血にいい食べ物が「あさり」です。水煮缶のあさりには、牛レバーの7.4倍もの鉄分が含まれています。貧血対策の目安としては、あさり6~7粒で1日に必要な鉄分の約半分が摂れるのです。
貧血にいい食べ物は赤身の牛肉
貧血にいい食べ物というと、プルーンを思い浮かべる人も多いでしょう。じつはプルーンより、牛肉のほうが鉄分が豊富に含まれています。牛肉100gには、ドライプルーン24個分の鉄分が入っているのです。
そもそも牛肉の色が赤いのは鉄の色。赤い肉であればあるほど、鉄分が多く含まれているということです。赤身の多くは筋肉組織で、運動する部位であればあるほど赤くなっており、そのぶん鉄分が多く含まれています。
しかも、果物や野菜の鉄分よりも肉や魚の鉄分のほうが効率よく吸収できるのです。鉄分の吸収率は、肉類が10~30%なのに対して、野菜類は1~8%。圧倒的に肉類の鉄分のほうが効率がよいのでした。
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