鼻毛は抜くのではなくカットするのが安全な理由
鼻毛は抜くのではなくカットのほうが安全です。じつは鼻周辺というのは脳へと続く細い血管がたくさんある場所。鼻毛を抜くことで細菌が侵入して化膿すると、脳に影響が及ぼす場合も…。場合によっては死に至る危険もあります。鼻毛を抜くのではなくカットするのが安全です。
鼻毛を抜くと死に至る可能性がある
そもそも鼻毛の生えている鼻の穴は、高温多湿で細菌が繁殖しやすい場所。そのうえ外部からの異物や粘膜からの分泌物が常に滞留しています。
そんな場所で鼻毛を抜くのはかなり危険な行為。毛穴に雑菌が入り込んで炎症をおこして化膿する危険があります。
しかも、鼻は脳の神経に近い場所。そこに細菌が侵入してしまうと、血管を通って脳の中まで到達。脳炎や脳髄炎を発症する可能性もあります。鼻毛を抜くと死に至る可能性がないとは言い切れないのです。
鼻毛を抜くと風邪をひきやすくなる
鼻毛を抜くことは鼻が持っているフィルター機能を低下させることにもつながります。鼻粘膜の表面にある鼻毛や粘液は、空気中から吸い込んだ病原菌などをキャッチするのです。このため鼻毛を抜くと風邪などをひきやすくなります。
鼻毛を抜くことによるフィルター機能の低下は、花粉症などのアレルギー症状を引き起こす可能性も否定できません。フィルター効果がなくなるとアレルギー物質がノドをはじめとする体内に侵入します。
これらアレルギー物質に対する過剰反応こそがアレルギー症状の正体。鼻毛を抜かなければ、体内に侵入する花粉が減るはずです。鼻毛を抜くと、アレルギー症状を引き起こす可能性もあるのでした。
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