坐骨神経痛のツボ!梨状筋をボールでほぐす
坐骨神経痛は梨状筋が硬くなっておこる場合があります。そんなときは、梨状筋をボールでほぐしましょう。梨状筋がやわらかさを取り戻して、坐骨神経痛が改善するのです。坐骨神経痛に効果のある梨状筋を軟らかくするツボと、そのツボをボールでほぐす方法を紹介します。
坐骨神経痛には梨状筋のツボが効く
梨状筋が原因でおこる体の不調が「坐骨神経痛」と「下半身型冷え性」です。加齢や運動不足によって硬くなった梨状筋が坐骨神経を刺激。それが痛みとして現われると坐骨神経痛、血管収縮として現れるのが下半身型冷え性です。
梨状筋はインナーマッスルと呼ばれる深層筋。梨状筋の役目は骨盤を安定させること。具体的には、立っているときのバランスをとったり、歩いているときに左右のブレをなくす働きです。また、股関節を外側に回す役割を持っています。
梨状筋はインナーマッスルであるため、上腕二頭筋などのアウターマッスルと違って、表面から触れることができません。このため、梨状筋をやわらかくするには、ツボを刺激するのが効果的なのです。
坐骨神経痛に効果のあるツボとは
そこで、坐骨神経痛に効果のある硬くなった梨状筋をやわらかくするツボを紹介しましょう。梨状筋の真ん中にある「臀中(でんちゅう)」、付け根側に近い「環跳(かんちょう)」、そして梨状筋の先端にある「胞肓(ほうこう)」です。
ツボを見つけるポイントは、押したときに痛みです。梨状筋が硬くなっていると、その部分の血流が低下して痛みの原因となる物質が発生します。
押したときに痛みが出れば、そこがツボということ。ツボを刺激して滞った血流を改善すれば、インナーマッスルである梨状筋をやわらかくできるというわけです。
坐骨神経痛のツボをボールでほぐす
とはいえ、お尻にあるツボのため1人ではなかなか指圧できません。そこでオススメなのが野球の軟式ボール。梨状筋はお尻の奥のほうにある筋肉のため、少し大きめのボールでないと押し切れません。ある程度の弾力も必要なので、野球の軟式ボールがオススメです。
坐骨神経痛のツボのほぐし方は簡単。ひざを立てて仰向けに寝たら、ボールをお尻の下に入れてください。そのまま、尾てい骨から足の付け根まで、梨状筋がこっているツボを探すのです。
ツボが見つかったらボールを当てたまま、腰を左右に動かしてマッサージ。1つのツボを30秒ほどマッサージするのが目安です。これで、坐骨神経痛や下半身型冷え性が改善できます。
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