ぽっこりお腹の原因は足を開いた座り方にあった
30歳を過ぎると、太ったわけではないのにぽっこりお腹が出てきたという人が急増します。このぽっこりお腹の原因は、男性ならではの足を開いた座り方にあるのです。足を開いた座り方がなぜぽっこりおなかの原因になるのか、そのメカニズムを詳しく見ていきましょう。
ぽっこりお腹を防ぐインナーマッスル
そもそも男性には、足を閉じて座るという習慣がありません。リラックスした状態では、椅子に浅く腰かけて背もたれに体重を預け、足を開いて座っている人がほとんどでしょう。
このとき、体の中でもっとも負担がかかっているのが骨盤。骨盤が大きく後ろに傾いてしまっていて、もはや骨盤を取り巻く腹横筋や骨盤底筋群といったインナーマッスルにはまったく力が入っていない状態です。
そして、この骨盤まわりのインナーマッスルこそ、ぽっこりお腹を防ぐには欠かすことのできない重要な筋肉。インナーマッスルの筋力が低下してくると、骨盤を正しい位置でキープすることができず、ゆがみが生じるようになってしまうからです。
ぽっこりお腹の原因は骨盤への負担
そうなると内臓を支えることができなくなり、内臓下垂を招くと同時に、骨盤周りに脂肪がつきやすくなります。しかも脂肪がつくと、ますます骨盤の動きが悪くなって血流が滞り、代謝が低下してさらに脂肪がつくという悪循環に陥ってしまうのです。
そもそも男性は、骨盤を動かすことが苦手です。日常の生活の中で、骨盤を意識することがないという人がほとんどでしょう。足を開いた座り方による骨盤への負担が、知らぬ間にぽっこりお腹の原因となるわけです。
ですから、骨盤を立てて背すじを伸ばし、足を揃えて座るという姿勢をとってみましょう。これだけで、いつもとは違うところに力が使われていることが感じられるはずです。
ちなみに女性の場合、骨盤の内側には子宮なども存在するため、骨盤のゆがみがダイレクトに女性特有の不調となって現れます。また、出産に関わる大事な部分ということもあり、骨盤を締める感覚も多くの女性は理解できているのです。
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