幽体離脱になると活動が高まる脳の場所とは?
幽体離脱になると活動が高まる脳の場所があります。それが「角回」という場所。角回は視覚や空間認知、言葉や記憶に関わる部位の中間に位置しています。幽体離脱は、この角回の活動が高まって感覚と記憶がつながるためにおきるというわけ。脳の作り出したイメージなのでした。
幽体離脱のイメージを脳が作り出す
何かよくないことがおこる前兆の「虫の知らせ」を感じたり、初めてきた場所なのに見覚えがあったりするのは「脳の働き」が関係しています。私たちの脳の中では、私たちが意識している以上の脳活動がおこっているのです。
私たちは自分の意識を使って、自分がこう考えてこう行動していると思っていますが、それを支えている「無意識」の部分が非常に莫大な量になっています。このため、自分では意識しない不思議な現象が日常の中でおこるのは不思議なことではありません。
そして、脳は「視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚」という五感からの情報を得て、ものを認識します。しかし、それらの情報が少なかったり極限状態に置かれたりすると、幽体離脱などのイメージを脳自身が作り出すのです。
幽体離脱で正しい選択肢が示される
幽体離脱がおきているとき、右脳の角回という場所の活動が高まっています。角回は視覚を処理する後頭葉、空間認知などに関わる頭頂葉、言葉や音、記憶に関わる側頭葉の中間に位置しています。
角回は感覚と記憶がつなげることで、ものをイメージしたり想像する働きを持っているのです。これこそが幽体離脱の仕組み。脳が幽体離脱のイメージを作り出しているのです。
じつは脳は、自分たちが思っている以上の「知恵」「知識」「経験」をため込んでいます。このため、幽体離脱によって正しい選択肢が示されたとしても、なんら不思議はないのでした。
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