昼寝の時間は30分未満じゃないと逆効果になる
昼寝の効能はさまざま。いずれにしても昼寝はとったほうがよいというが定説です。ただし、昼寝の時間には要注意。昼寝の時間は30分未満にとどめるのがよいからです。昼寝の時間が30分以上になると、むしろ逆効果になってしまいます。そのためには昼寝の前にコーヒーを飲むとよいのです。

昼寝の時間は30分以上は逆効果
昼寝自体はよい行動なのは間違いありません。とある進学校では15分間の昼寝を導入。その結果、生徒の集中力がアップして、昼寝を取り入れる前と比べてセンター試験全科目の成績がアップしたのです。
ただし、昼寝で気をつけなければならないのが時間。昼寝の時間が1時間という人もいるでしょうが、30分以上はむしろ逆効果になってしまいます。
というのも文部科学省のデータによると、人間は30分以上寝ると深い睡眠に入ってしまうからです。こうなると、昼寝から覚めたあとの作業効率が悪くなってしまうのです。
昼寝の時間の前にコーヒーを飲む
とはいえ昼寝をすると、ついつい30分以上眠ってしまう人も多いでしょう。そんなときは、昼寝の時間の前にコーヒーを飲むとよいのをご存じですか?
これから昼寝をする時間にわざわざ眠気覚ましのコーヒーというのは意外かもしれません。しかし、コーヒーのカフェインが効き始めるのは、じつは30分後なのです。
つまり、昼寝をする前にコーヒーを飲めば、30分後あたりにカフェインが効いてくるというわけ。理想の昼寝の時間である30分以内で起きれば、気持ちよく目覚められるというわけです。
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