横隔膜を鍛えるにはタオルを胸に巻いて深呼吸
横隔膜とはお腹と胸を隔てる膜。横隔膜が上下することで、肺に空気を取り込んだり、吐き出したりする重要な役目を果たしています。横隔膜と聞いても筋肉というイメージはありませんが、じつは立派なインナーマッスル。横隔膜を鍛えることで深い呼吸ができるようになると、自律神経の安定が期待できます。
横隔膜を鍛えるためにタオルを利用
じつは横隔膜も立派なインナーマッスル。インナーマッスルというからには筋肉ですから、鍛えることができます。さっそく、横隔膜を鍛えるトレーニング方法を紹介しましょう。
横隔膜を鍛えるために利用するのがタオルです。ファッションアイテムのストールでも代用可能。まずタオルを細長いひも状にして胸に巻いていきます。タオルを巻く位置は、ちょうどみぞおちの高さです。
タオルを胸の前でクロスさせたら両端をつかんで、タオルで胸を絞り上げる形にします。ここで体を軸を意識しながら、背すじを伸ばして姿勢をよくしてください。これで横隔膜を鍛える準備は完了です。
横隔膜を鍛えると自律神経が安定
この体勢でタオルを両腕で引っ張って胸を絞りながら、息をしっかり吐き出します。肋骨が閉じるのをタオルで手伝うイメージです。息を吸うときは、胸に巻いたタオルをゆるめていきます。この呼吸を5回繰り返すのです。
横隔膜を鍛えると呼吸が深くできるようになります。深い呼吸ができるようになると自律神経が安定。自律神経は全身のさまざまな働きをコントロールしているため、体調を整えることにつながるのです。
また、息を吸ったときと吐ききったときの胸囲の差は、若さのバロメーターになります。差が少ないということは、横隔膜や肋骨があまり動いていないということ。横隔膜を鍛える必要があるといえるでしょう。
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