クランチはスローとクイックで効く筋肉が違う
クランチは仰向けでひざを立てて、体を起こす腹筋運動の基本形です。じつはゆっくり行うスロークランチとすばやく行うクイッククランチとでは、効果の出る筋肉が違っています。体幹トレーニングの基本ともいえるクランチの、スローとクイックのやり方を見ていきましょう。
スロークランチは体幹トレの基本
スロークランチは、体幹トレーニングの基本となるメニュー。腹横筋や腹直筋などお腹まわりの筋肉に刺激が入り、骨盤を床に押し付けることで脊柱起立筋にも刺激が入ります。
スロークランチは仰向けに寝て両ひざを立て、足を骨盤の幅に開いたら準備完了。お腹を固めることを意識しながら、3秒かけてゆっくり体を起こします。3秒かけて戻ったら、これを5回繰り返すのです。
ポイントは骨盤を床に押し付けながら起き上がること。お腹を支点にして、肩甲骨が床から離れるまで浮かすようにしてください。
クイッククランチは固定する感覚
一方のクイッククランチは、腹斜筋や腹直筋などお腹まわりの筋肉をしっかり固定する感覚をつかむことができます。スロークランチと体勢は同じですが、クイックな動きして行いましょう。
仰向けの体勢から、腹筋全体を使って瞬間的に起き上がったら、その姿勢を3秒キープ。肩甲骨までしっかり浮かせるように注意してください。
これを5回繰り返します。クイッククランチは反動を使えばラクに起き上がれますが、それでは効果薄。しっかり腹筋を働かせます。
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