体幹トレーニング効果で得られる5つのメリット
スポーツのパフォーマンス向上だけでなく、体幹トレーニングは日常生活でも効果を発揮します。メタボ対策や腰痛予防など、とくに運動しない人にとってもメリットがいろいろあるのです。体幹トレーニング効果で得られる5つのメリットを紹介しましょう。
体幹トレーニング効果のメリット
体幹トレーニング効果のメリット1つめとして「スポーツパフォーマンスの向上」が挙げられます。体の軸が安定するため、とくにゴルフや野球、フィギュアスケートなどで効果を発揮。あらゆるスポーツのパフォーマンスが向上します。
メリット2つめは「生活の質の向上」です。私たちが日常で行う「立つ・座る・歩く・走る」などの基本的な動きは、体幹を意識しなくても誰でもできるもの。しかし、だからこそ体幹を意識しないと十分には使われません。
使われない体幹はどんどん衰えます。その結果、腰痛をおこしやすくなったり転倒しやすくなったりするのです。体幹トレーニングによって将来の腰痛や転倒を防止し、さらには疲れにくくキビキビ動く体を手に入れられます。
体幹トレーニング効果でよい姿勢
メリット3つめは「メタボ対策」です。体幹トレーニングの効果として、お腹まわりやウエストが引き締まります。結果的に腹囲が減少して、メタボ対策に役立つわけです。
体幹トレーニング効果のメリット4つめは「よい姿勢」。頭から糸で引っ張られるように「耳・肩・股関節・膝裏・くるぶし」が一直線になるのがよい姿勢です。体幹トレーニング効果で、意識しなくても自然にこうしたよい姿勢が維持できるようになります。
メリット5つめは「便秘や尿失禁の改善」です。体幹トレーニングは、腹横筋の緊張と弛緩を繰り返すので、腸が刺激されて便秘が改善されやすくなります。
また、加齢にともなう尿失禁は骨盤底筋群というインナーマッスルの衰えが原因。体幹トレーニングでは骨盤底筋群も腹横筋と連動して収縮するため、尿失禁の改善にも役立つのです。
体幹トレーニング効果で楽に走れる
体幹トレーニング効果はランニングにも現れます。体幹を使うようにして走ることで、ランニングがグッと楽になるのです。走るという動作を考えるとき、多くの人は2本の足が体幹を運んでいるように捉えているでしょう。
しかし、体幹と手足を比べると体幹のほうが太いのは一目瞭然です。これは足よりも体幹のほうが筋肉が大きく、大きな力を出せるということ。その体幹を足で運ぼうと思うと、足だけのランニングとなってしまいます。
そこで、体幹に力を入れて頭から足までを1本の線のようにしてまっすぐ着地。ほんの体幹を少し前傾させます。すると、着地のときの地面の反発力が強くなり、それが推進力に変わるというわけ。これが体幹トレーニング効果で楽に走れるようになるメカニズムです。
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