体幹を鍛えるときに意識すべき4つの重要な骨格
体幹を鍛えるときに意識すべき骨格は、体のセンターラインにある「脊柱」と、その土台となる「骨盤」。加えて、2つの大きな球関節である「肩関節」と「股関節」です。これらの骨格が連動することではじめて、上半身と下半身の連動という体幹を鍛える意味が現れます。
体幹を鍛えることが重要視される理由
体幹を鍛えることがスポーツなどで重要視されるのは、体の軸となる脊柱と骨盤が含まれていることが大きな理由。これらの骨格の位置がゆがむと全身の動きが固くなるだけでなく、内部にある内臓や血流が圧迫されるようになって、体調にも異変をきたします。
逆に、脊柱と骨盤が正しい位置にあるということは動きがしなやかになるということ。それに加えて、内蔵や血流の健康を維持する上でもとても重要なことでもあるのです。
体幹がスポーツで重要視されるのは、2つの大きな球関節があることも理由の1つ。2つの大きな球関節とは「肩関節」と「股関節」です。
4つの骨格を意識して体幹を鍛える
関節の可動域が狭くなると「体が硬い」「肩が上がらない」という症状が出てきて、体への負担が大きくなります。これらの球関節をあらゆる角度にスムーズに動かせるようにすることが、腰痛や肩こりの予防にもなるのです。
スポーツなどにおいては、脊柱と骨盤に加えて肩関節と股関節の4つの骨格の連動がとても大切。たとえば、どんな剛速球を投げる投手も椅子に座って投げたら、思うようなスピードは出ません。
下半身の動きを股関節から骨盤、脊柱、肩関節と連動させることで、パワーを集約。スピードボールを投げられます。体幹を鍛えるときには、この4つの骨格の連動を意識することが、効果的なトレーニングになるのです。
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