体幹のトレーニング方法を誤解している人が多い
スポーツパフォーマンスの向上やダイエットを目的に、体幹トレーニングに取り組む人が増えています。しかし、体幹のトレーニング方法を誤解している人が多いのも事実。とくに体幹以外の部分を固めるような方法のトレーニングは、かえって逆効果になることもあるのです。
体幹びトレーニング方法の間違いとは
体幹トレーニングの方法とは、基本的に腹筋と背筋と大殿筋を鍛えることです。そもそも体幹トレーニングを行う目的は、四肢をリラックスして動かせるようになること。腕や足に力みが入るような方法は間違いです。
ところが、いま取り沙汰されている体幹トレーニングの方法の多くは、スタビライゼーションと呼ばれるもの。ひたすら体幹以外の部分を固めるような方法です。
かつては「腹筋を鍛えるなら上体起こし」といった時代があり、それではダメということで体幹トレーニングが台頭しました。それがいまでは体幹トレーニングの方法は、すべてスタビライゼーションとなっています。
体幹のトレーニング方法のポイント
なかには、難しい方法のトレーニングをやればそれだけ体幹が強くなると思っている人もいますが、それは大きな誤解。自分がどの段階にあるかを理解して、低い負荷から順にステップアップしなければなりません。
体幹トレーニングは、あくまでパフォーマンスを向上させるための手段です。体幹トレーニングの方法をマスターすることが目的ではありません。お腹と背中と股関節をうまく動かして、まんべんなく体を使うことが目的です。
そのためには、体幹のトレーニング方法はかなりレベルを下げた段階から始めることがポイント。きちんと体幹が使えていることを感じられる負荷で、徐々にステップアップしていくようにします。形だけまねる体幹トレーニングの方法は、パフォーマンスアップに逆効果になることもあるのです。
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