食べないダイエットは低血糖で脳神経にダメージ
食べないダイエットは危険です。というのも、人間は極端に食事量を減らして極度の空腹状態になると、極端な低血糖状態に陥ります。この低血糖状態がさまざまな体の不調を招くのです。とくに低血糖で最初にダメージを受けるのは脳神経系。最悪の場合は死に至ります。
食べないダイエットは栄養失調
低血糖でいう血糖とは、血液中のブドウ糖のことです。ほかの細胞が脂肪もエネルギーとして使えるのに対して、神経細胞はブドウ糖しか利用できません。このため、低血糖よって最初にダメージを受けるのは脳神経系です。
食べないダイエットで脳の糖分が不足すれば、思考力や判断力、集中力が低下。仕事や作業の効率は下がり、車の運転をしてれば事故をおこしかねません。
さらに低血糖が進めば失神してこん睡状態に陥ります。最悪の場合は、死に至るのです。食べないダイエットは栄養失調と同じですから、当然といえば当然です。
食べないダイエットで筋肉が減少
食べないダイエットの低血糖が怖いのはそれだけではありません。血糖値が下がると体脂肪が分解されて、遊離脂肪酸という形で血液中に放出されることに…。これが不整脈の原因となります。健康な人はもちろん、心臓に持病がある人の場合には非常に危険です。
そこまで極端でないにしても、食べないダイエットで体重を減らすペースが速いと、脂肪とともに体に必要な筋肉のタンパク質も分解されてしまいます。筋肉のタンパク質が分解されるということは筋肉が減少するということです。
まずは、基礎代謝量が下がってしまいます。加えて、体力低下に伴って運動量やエネルギー消費量も減少。結果的に、ボディラインを整えるための食べないダイエットで逆に、体のシルエットが崩れてしまうのです。
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