ダイエットをカロリー計算なしで成功させる方法
ダイエットをカロリー計算ナシで成功させる方法が「満腹カロリー制限法」です。実際、肥満医療の専門医がなかなかダイエットできない患者に対して、実際に指導している方法です。面倒なカロリー計算をせず、しかも満腹感を感じながらダイエットできるのが最大の特徴です。
ダイエットできるカロリー制限法
神奈川県の「よこはま北星クリニック」の島野雄実医師は10年前までは体重78kgの肥満体でした。しかし、その後のカロリー制限によるダイエットで現在は60kg。18kg減に成功していたのです。
そのダイエット法は、なんとカロリー計算なし。患者が朝昼晩の食事を記録した「1週間の食生活メモ」を元に、食事量を減らす指導を行います。とはいえ、単に量を減らすだけでは空腹感に耐えられずに長続きしません。
そんなダイエットに失敗しがちなカロリー制限を成功させるのは「満腹感」。食べた気がすることが大事なのです。さっそく満腹感を得ながらダイエットできるカロリー制限法を探るべく、島野医師の食事に密着します。
ダイエットをカロリー計算なしで成功
午前中の診察を終えると、スーパーで「おにぎり」「野菜サラダ」「焼き鳥の缶詰」などを購入。しかし、クリニックに戻っても惣菜を前に仕事を続けています。
これは「12時半」に昼食をとるため。毎日同じ時間に食事をすれば、体が栄養を摂取するリズムを覚え、無駄な空腹感を感じなくなるのです。
食べる順番もポイント。最初に手を付けたのは「野菜サラダ」です。野菜を先に食べて胃をふくらませることで、満腹感を得ることができます。ダイエットをカロリー計算なしで成功させる秘訣は、少ない空腹感と多めの満腹感です。
ダイエット後に何をしたいかが大切
仕事を終えた島野医師は居酒屋で夕食です。最初に頼んだのは「グラスビール」。ジョッキもありますが、大きいと必要なくてもつい飲んでしまいがち。自宅でも500mlではなく350mlで飲めば自然と飲む量が減らせます。
料理選びにもポイントがあります。頼んだのは、すべて量が少なめの小鉢料理です。小さな器のものを頼むことで、食べる量を自然に制限。品数が豊富なため、量が少なくても満足感が得られるのです。
最後に、島野医師が患者に必ず聞くのが患者の「将来の目標」です。ダイエット後に何をしたいのかという目標を定めることが、継続の一番大切なポイント。痩せたあとの目標を決めておくことが、ダイエットをカロリー計算なしで成功させる秘訣なのです。
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