足のむくみが解消する肩ストレッチと腹式呼吸
足のむくみを解消するなら肩ストレッチと腹式呼吸が効果的です。足のむくみは静脈の血流をよくする呼吸のポンプ機能が悪くなっておきています。肩ストレッチで肺が大きく開くようにするとともに、腹式呼吸を行うことで直接、呼吸のポンプ機能を強化するのです。
足のむくみ解消に肩ストレッチ
まずは足のむくみを解消する肩ストレッチを紹介しましょう。肺を広げやすくするには、肩甲骨まわりの僧帽筋と胸のまわりにある大胸筋を、しっかりと伸ばすストレッチが効果的です。
まず背中の僧帽筋のストレッチから。手をお腹の前に組んで大きく息を吸ったら、10秒かけて息を吐きながら、組んだ手を前方に伸ばします。ポイントは、首までしっかり丸めて背中を伸ばすこと。背中が伸びきったら、大きく2回呼吸します。
続いては大胸筋のストレッチ。手をお尻の後ろで組んで大きく息を吸ったら、10秒かけて息を吐きながら、組んだ手を後方に伸ばします。ポイントは、胸を反らせて伸ばしながら、肩甲骨を寄せること。その姿勢で大きく2回呼吸します。
足のむくみ解消には腹式呼吸
足のむくみを解消する肩ストレッチはこの動き3セットを1日2回行ってください。とくに、悪い姿勢に気づいたときに行うと、足のむくみ解消に効果的です。
足のむくみ解消には直接、呼吸ポンプを動かす腹式呼吸も行います。腹式呼吸は呼吸ポンプで重要な横隔膜をしっかり動かしてくれるからです。さっそく、足のむくみ解消に効く腹式呼吸のやり方を紹介しましょう。
まず鼻から大きく息を吸い、お腹に空気を入れるイメージでふくらませます。そして、空気が入りきったら5秒以上かけて口から息を吐き、お腹をへこませるのです。お腹に手を当てて、動きを確認しながら行いましょう。腹式呼吸は3分間行うのが目安。1時間に1回など、こまめに行うのが理想的です。
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