腹斜筋の筋トレは腕を横に開いて体をねじるだけ
ぽっこりお腹に悩む人が多いのは、ふだんの生活で腹筋があまり使われていないことも原因の1つ。そんなぽっこりお腹を解消するには、目につきやすい腹直筋だけでなく、脇腹を引き締める腹斜筋の筋トレが効果的です。そして、腹斜筋の筋トレは腕を横に開いて体をねじるだけでできるのでした。
腹斜筋の筋トレにアイソメトリック
腕を横に開いて体をねじるだけの腹斜筋の筋トレは、アイソメトリックを利用したメニュー。アイソメトリックはドイツ生まれのトレーニング法で、最大筋力の40~50%以上の力を6秒以上、出し続けることで筋力が向上するというものです。
壁を使ってイスに座ったような姿勢をとる、いわゆる空気イスと呼ばれるトレーニングもアイソメトリック。関節を動かさずに筋肉を一定の長さに保ったまま、力を入れるようにして行います。
さっそく、アイソメトリックによる腹斜筋の筋トレを見ていきましょう。まずは両足を肩幅に開いて立ったら、両腕を横に伸ばして肩の高さまで上げてください。そのままの姿勢で、上半身を右側にひねります。
腹斜筋の筋トレがねじるだけな理由
上半身を最大限までひねったら、その位置で8カウントキープ。このとき、できるだけお腹をへこますようにすると、腹斜筋だけでなく腹横筋の筋トレになります。そして、同様に左側に最大限ひねって8カウントキープするのです。
8カウント休んだら、同じように右と左で8カウントずつキープ。アイソメトリックによる腹斜筋の筋トレは、イスに座ったままでも問題ありません。この動きを左右それぞれ5回ずつ行います。
腹斜筋の筋トレが体をねじるだけでOKな理由は、最大限ひねることが結果的に全力を出し続けることにつながるからです。このため、できる限りの位置まで体をねじって、それを全力でキープすることが腹斜筋の筋トレのポイントになります。
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