腹斜筋の鍛え方はタオルを持って上体を倒すだけ
わき腹にある筋肉は三層構造になっています。一番外側にあるのが外腹斜筋、その内側にあるのが内腹斜筋、最下層が腹横筋です。外腹斜筋は肋骨から中央に向かって、内腹斜筋は骨盤から中央に向かって斜めに付いています。そんな腹斜筋の鍛え方は、タオルを使って側屈するだけで十分なのです。
腹斜筋の鍛え方なら側屈
腹斜筋は体をひねる動きのときに働きます。体を左にひねるときには、右わき腹の外腹斜筋と、左わき腹の内腹斜筋が収縮。そんな左右対称に働いている腹斜筋は、ゆがみのない体を維持するには必要不可欠です。
そんな腹斜筋の鍛え方なら、サイドベントと呼ばれる側屈の動きを行うのが効果的。とくにタオルを使って行うと、腹斜筋を効率的に鍛えられます。時間にすれば立ったまま1分ほど。オフィスや自宅でのすきま時間を活用できるでしょう。
まず両足を肩幅くらいに開いたら、両手も肩幅くらいに開いてタオルを持ちます。タオルを持つ両手を軽く外側に引っ張りながら、肩が上がらないように頭上に持ってきたら準備完了です。
腹斜筋の鍛え方のポイント
この体勢から、上体をまっすぐにしたまま右に45度倒して5秒キープします。両ひざは伸ばしたまま、上体だけが折れ曲げるイメージです。5秒たったら元の位置に戻って、再び体を右に倒します。右に10回終わったら、左も同様に行ってください。
腹斜筋の鍛え方のポイントは、お腹の両サイドにある筋肉を意識すること。曲げた方向の腹斜筋が鍛えられます。また、腹斜筋の鍛え方を実際にやってみるとわかりますが、反対側の腹斜筋にはストレッチ効果もあるのです。
腹筋まわりをあまり鍛えていないと、前後に傾くことがよくあります。上体が前や後ろに倒れないように注意してください。また、肩が痛くて腕が上がらない場合は、両腕を胸の前で交差して肩に置いてもOKです。
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