鼻が詰まる原因がじつは鼻水ではなかった件
鼻が詰まる原因は鼻水ではありません。いくら鼻水をかんでも、鼻が詰まる原因は解消されないのです。鼻が詰まる原因は大きく2つあります。そこで、鼻が詰まるメカニズムを見ていくとともに、手軽にできる鼻詰まり解消の方法も合わせて紹介しましょう。
鼻が詰まるとは鼻の粘膜の腫れ
鼻が詰まるとは、おもに鼻の粘膜が炎症によって腫れてしまい、空気のとおりが狭くなった症状のこと。そもそも鼻が詰まるとは、鼻水が詰まることではなく、鼻の粘膜の腫れによって通りが悪くなることなのです。
内視鏡画像で鼻詰まりの鼻の中を確認してみると、通常のときと比べて粘膜が腫れて、穴をふさいで狭くなっている様子がよくわかります。そして、鼻が詰まる原因は大きく2つです。
1つは、鼻腔の粘膜の炎症。いわゆる鼻炎と呼ばれる状態になります。そしてもう1つが、鼻腔に隣接する副鼻腔で炎症がおこる場合です。副鼻腔とは顔面の骨の中にある空洞のことになります。慢性副鼻腔炎と呼ばれる状態です。
鼻が詰まる状態を一時的に解消
鼻の奥には、空気の通り道である鼻腔と副鼻腔があります。鼻腔の粘膜に炎症がおこるのが鼻炎。鼻水やくしゃみなどが鼻炎の症状です。副鼻腔炎はひどくなると膿が溜まって神経を圧迫。頭痛や顔面痛などの症状が出ます。
一般的に鼻が詰まる原因は鼻炎と呼ばれる状態です。そして、鼻が詰まる状態を解消するなら、鼻水をかむのではなく鼻腔の粘膜の腫れを抑えなければなりません。
鼻詰まり解消に、詰まる鼻とは反対側の脇の下にコブシを入れるという方法が知られています。これは鼻腔の粘膜の腫れを自律神経を刺激することで抑える方法。鼻が詰まる状態を一時的に解消することができます。
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