逆流性食道炎が原因でおこる食道腺がんが増加中
逆流性食道炎が原因でおこる食道腺がんが近年、増加中です。そもそもの逆流性食道炎の原因は荒れた食生活。ただし、それで胃が弱るというよりも、胃が元気で胃酸が多く分泌されるために発症します。そんな逆流性食道炎を予防するならキャベツが効果的。キャベジンという成分が胃酸の分泌を抑えます。
逆流性食道炎が原因の食道腺がん
逆流性食道炎の原因は、脂っぽい食べ物や味の濃いもの、辛いもの、甘いもの、炭酸飲料の摂りすぎなど。多くは荒れた食生活で発症します。
逆流性食道炎のおもな症状は胸やけや胸の強い痛み。さらに食道から上に逆流すると、口の中に酸っぱいものがこみ上げてくる呑酸と呼ばれる症状がおきます。呑酸は胃さんや消化途中の食べ物が混ざったものです。鼻に逆流して激痛になることもあります。
そんな、逆流性食道炎が原因となっておこるのが食道腺がん。食道腺がんは近年、患者数が増えている食道がんの1つです。逆流性食道炎によって慢性的に食道粘膜が傷つけられることで発症します。
逆流性食道炎はキャベツで予防
じつは胃の状態がよい人ほど胃酸を多く分泌します。このため、胃が元気な人ほど逆流性食道炎に注意しなければなりません。逆流性食道炎は放っておかずに、しっかり治療したほうがよいでしょう。
この胃酸などが逆流しておきる逆流性食道炎は、キャベツを食べると予防できます。キャベツに含まれるキャベジンという成分が、胃酸の過剰分泌を抑えて胃の粘膜を修復するからです。
よく知られている胃薬の名前は、このキャベジンに由来しています。ちなみに、キャベツのしゃきしゃき感を保つために水に漬けるのはNG。キャベツやレタス、水菜などの葉もの野菜は水に漬けると栄養成分が溶け出してしまいます。
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