鼻づまり解消にぜひ試してほしい方法まとめ
鼻づまりだからと何度も鼻をかんだことはありませんか? 鼻づまりはいくらかんでも解消しません。原因が鼻水ではないからです。鼻づまりの原因は鼻の粘膜の腫れ。鼻づまりを解消するなら、その腫れを抑えることが大切です。すぐに鼻づまりを解消する方法を紹介します。
鼻づまりは鼻をかんでも解消しない
鼻づまりを解消するには、なぜ鼻が詰まっているかを正しく理解することが大切です。じつは、鼻づまりはいくら鼻水をかんでも解消しません。それは、鼻づまりの原因が鼻水ではないからです。
鼻づまりとは風邪や花粉症などによって鼻の粘膜が炎症をおこしてしまっている症状。炎症により鼻の中の空気の通り道が狭くなり、その結果、片方もしくは両方の鼻が詰まっているのです。
そして、鼻の粘膜の腫れは自律神経によって支配されています。自律神経が鼻水を増やす指令を出すと、鼻粘膜の血管を広げる作用が発生。多くの血液成分が溜まって粘膜が腫れてしまいます。風邪などで自律神経が大量の鼻水が作る指令を出すと、結果的に鼻づまりになってしまうというわけです。
鼻づまりを10秒で解消する方法
まずは、たった10秒で鼻づまりを解消する方法を紹介しましょう。それは、鼻の詰まっているのとは反対側の脇の下に、10秒間コブシを挟んで圧迫するという方法。一時的ですが、鼻づまりが解消します。
脇の下を圧迫することで自律神経のセンサーを刺激。すると、鼻水を増やすという自律神経の指令が一時的に解除されます。
これで血管を広げる作用が抑えられて、鼻の粘膜に溜まっていた血液成分が解消。こうして結果的に、鼻の粘膜の腫れがひくというわけです。
手軽に試せる鼻づまり解消法
手軽に試せる鼻づまり解消法は「鼻を温める」です。蒸しタオルやカイロで鼻全体を温めます。何もなければ自分の手で鼻を覆ってもOKです。温かい飲み物の蒸気を吸い込むのも効果的です。一時的に鼻どおりがよくなります。
「息を止めて顔を上下」という鼻づまり解消法もお手軽。大きく深呼吸をしたら肺が空になるまで息を吐き切ったら、鼻をつまんで息を止めたまま2秒ごとに上と下を交互に見るという方法。これを息が続く限界まで続けるのです。
ツボを押すのも手軽でよいかもしれません。鼻づまり解消のツボ「迎香(げいこう)」は、小鼻の脇のくぼみ。人差し指で下から上に押し上げるように刺激します。3秒押したら6秒休むテンポで、3回押すのが基本です。
また、迎香のツボは横になってマッサージするとより効果的。右の鼻がつまっているなら左を下に、左の鼻がつまっているときは右を下にします。
鼻づまり解消に効くツボが風池
鼻づまり解消に効くツボはほかにもあります。それが「風池(ふうち)」というツボ。風池は鼻づまりやくしゃみを改善するのに効果的です。
風池のツボは首の後ろにある髪の生え際のくぼみに、左右に1か所ずつ。両手で後頭部を抱えるようにして、親指で髪の生え際にあるツボを押します。風池を押すときは手の平をよく温めると効果的です。
鼻づまり解消ツボを押す強さは、自分が気持ちよいと感じる程度。押す時間は、3分くらいが目安になります。風池のツボを押しているうちに、鼻づまりがスーッと解消してくるはずです。
タマネギの成分が鼻づまりを解消
鼻づまり解消に「タマネギ」を使う方法は、手軽ではありませんが効果が期待できます。タマネギの硫化アリルという成分に、鼻の粘膜の炎症を抑える働きがあるからです。
鼻がつまったらタマネギの芯の部分を鼻の前に持っていて深呼吸するのです。一時的ですが、鼻づまりを解消してくれるでしょう。
同じように「長ネギ」も鼻づまり解消に使えます。長ネギの白い部分を1cm角に切って、鼻の下に持っていって深呼吸するというもの。鼻の粘膜の炎症が抑えられて、鼻づまりが解消されます。
長ネギは絞り汁でも使えます。長ネギの白い部分5cmほどを細かく刻んでガーゼで絞り、その絞り汁をコットンに染みこませるです。それを片方ずつ詰めれば、鼻づまりが解消します。
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