梨状筋ストレッチはソフトボールで臀中を刺激
梨状筋とは、お尻の奥にあるインナーマッスル。足を外旋させたり姿勢を保持したりするのが役目です。この梨状筋が凝り固まるとおこるのが足先の冷え性。このため、梨状筋ストレッチは足先の冷え性を解消します。梨状筋ストレッチはソフトボールでお尻を刺激するのが一番効果的です。
梨状筋ストレッチで臀中を刺激
冷え性で足先が冷たくなる原因は梨状筋のコリにあります。このため、冷え性の解消するなら梨状筋ストレッチがおすすめ。とくに、ソフトボールを使って、お尻の臀中というツボを刺激するのが一番効果的です。
ツボは人体に361種類以上あります。このツボの刺激は神経を介して、脊髄や脳に伝わり、内臓・筋肉・血管などさまざまな部位に働くのです。そして、梨状筋のコリに効く臀中というツボは、左右のお尻の中心にあります。
臀中の見つけ方の目安は、まず骨盤の下の骨の出っ張りと太ももの付け根の骨の出っ張りを確認。この2つの出っ張りを結んだ線を底辺とした正三角形を描いたときの頂点に来るのが臀中です。
梨状筋ストレッチは寝る前に30秒
この臀中をソフトボールで刺激するのが梨状筋ストレッチ。まずベッドなどの柔らかい場所に仰向けに寝てください。両ひざを立て、臀中の部分にソフトボールを置きます。そして、反対側のお尻を浮かせてボールに体重をかけるのです。
梨状筋ストレッチは寝る前に左右の臀中をそれぞれ30秒ずつほぐします。やってみて痛みがある人は梨状筋がこっている証拠。最初は痛くても、ずっと刺激していくと最終的には痛みがなくなっていくはずです。
梨状筋ストレッチに使うソフトボールが手に入らない人は、フェイスタオル2枚を丸めて、それをガムテープで止めてボール状にしたものでも代用可能。なお、梨状筋ストレッチはあくまでも柔らかい場所で行います。畳や床の上では行わないようにしてください。
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