マインドフルネスのやり方は腹式呼吸がポイント
マインドフルネスとは宗教色を排除した瞑想法。マインドフルネスは脳の活動を安定させるだけでなく、健康効果があることもわかってきました。そんなマインドフルネスのやり方は口ではなく鼻だけで行う腹式呼吸がポイントです。さっそうマインドフルネスのやり方を見ていきましょう。
マインドフルネスのやり方の基本姿勢
マインドフルネスのやり方は、まずお尻の下にクッションを敷いて、足はクッションの外に出して楽に組んで座ります。坐禅のように足が組めない人はあぐらでもOKです。
このとき、大切なのは背筋をしっかり伸ばすこと。両手は自由な形でゆったりとひざの上に置きます。これがマインドフルネスのやり方の基本姿勢です。この姿勢で瞑想を行いますが、そのときに大切なポイントがあります。
マインドフルネスは口で呼吸せずに鼻だけで呼吸。腹式呼吸を行うため、息を吸うときはお腹が大きくなります。お腹に息を溜めていくイメージで鼻から息を吸い、吐くときはお腹をへこませるようにしてゆっくりと鼻から吐いていくのです。
マインドフルネスのやり方のポイント
お腹を大きくふくらます腹式呼吸は、ふだん私たちが行っている胸式呼吸に比べて、取り込む酸素の量が増加。体の隅々まで酸素が運ばれて、血流がよくなって、結果として代謝がよくなります。
さらにマインドフルネスのやり方では、鼻から息を吐くときは吸ったときの倍ほどの時間をかけてゆっくり吐くことがポイント。3秒かけて息を吸ったら、6秒かけて息を吐き出します。
こうすることで、脳をリラックスさせる副交感神経の働きが優位になって、気持ちがゆったりと落ち着いて自律神経も安定。自律神経が安定すると、疲れていた胃や腸が本来の働きをするように改善します。消化吸収が正しく行われ、結果的にマインドフルネスで自然と痩せやすい体になれるのです。
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