ワインオープナーダイエットで痩せる理由とは？

「ワインオープナーダイエット」は、ワインのコルク抜きの動きを行うことで痩せるダイエット法。その動きには肩甲骨エクササイズ、体幹トレーニング、ふくらはぎ刺激など、ダイエットによい体の動きがテンコ盛り。ワインオープナーダイエットで痩せる理由を見ていきましょう。

ワインオープナーの動きでダイエット

ワインオープナーダイエットは自分をワインのコルク抜きに見立てて、大きく開いた両腕を下げるとともに、太ももからお尻を絞り上げるというもの。骨盤まわりの筋肉が刺激されて、骨盤が正しい位置に調整されます。

さらに、お腹の奥で骨格を支えているインナーマッスルも鍛えられるため、お腹や背中の贅肉も引っ張り上げられることに。背筋が伸びて引き締まったお尻と、くびれたウエストを手に入れることができるのです。

また、太ももの付け根には太い血管とリンパが流れています。ここがワインオープナーダイエットで刺激されると、血液やリンパの流れが改善。むくみや冷えが解消して代謝が上がり、痩せ体質になるのです。

さっそくワインオープナーダイエットのやり方を紹介しましょう。まず、つま先を開いてかかとをつけて立ってください。両ひざはつま先と同じ方向に軽く曲げておきます。両腕は斜め上に大きく広げたワインオープナーの形。ひざから下がコルクだと思ってください。

この状態から、両腕を下げると同時にひざを閉じて、内またを外向きに回すのです。すると、自然とお尻が締まります。

このワインオープナーの運動を8回行いましょう。これを1日3セットを行うようにすれば、早ければ1週間もたたずに効果を感じられるはずです。

実際にやってみると、ふだんの動作ではあまり動かすことのない、内ももやお尻の筋肉が刺激されていることがわかるはず。ふだんの姿勢もよくなるので、やればやるほどダイエット効果が高まります。

ワインオープナーダイエットを効果的に痩せるコツは、コルクが回転するイメージでしぼり上げること。ひざから下をコルクだと思って、両脚を「内→外」「下→上」へとしぼり上げるのです。

このワインオープナーをイメージする動きによって、内ももから骨盤、体幹の筋肉が連動して刺激されます。体幹のインナーマッスルが鍛えられて、ボディラインが整えられるのです。

また、内ももをしぼり上げると、必然的にお尻の位置が高くなるのもポイント。骨盤周辺の筋肉も使われるため、骨盤のゆがみが自然と解消されるのです。骨盤がまっすぐ立って姿勢がよくなると、血液やリンパの流れもさらに改善。ダイエット効果もアップします。

このワインオープナーダイエットは、そもそもはお尻をトレーニングするダイエット法がベースになっています。いわばワインオープナーダイエットの簡易版のような動きです。

その基本動作は、足を揃えてつま先を軽くハの字にして立つまでは同じ。この体勢から少し腰を落として、内ももの一番上に力が入るように意識して絞り上げるのです。内ももだけでなく、同時にお尻も絞るようにします。

この基本動作は1日30回。空の500mlペットボトルを内ももの一番上で挟み込むやりやすいかもしれません。息を吸うときにペットボトルから空気を吸い込むイメージで行うのがコツです。

ワインオープナーダイエットで注意しなければならないのは、膝や股関節の向き。つま先が外側を向いているのに、膝や股関節が内側を向いていては、骨盤周辺やお腹まわりの体幹インナーマッスルを刺激できません。

膝が外側を向いていないと、膝を痛める原因にもなります。脚全体を外側に開いてから、下から上へと絞り上げる動きを意識するとよいでしょう。

バレエダンサーは食べてもそんなにお腹が出ません。それは、体幹の筋肉がしっかりついているから。しっかり膝や股関節を外側を向けてワインオープナーダイエットを行えば、体幹が刺激されてぽっこりお腹も解消するのです。

ワインオープナーダイエットの効果がすぐに現われるのは理由があります。このエクササイズが、お尻や太ももといった大きな筋肉が集まる下半身を中心に動かすからです。

じつは全身の60％の筋肉が集まっているのが下半身。なかでも太ももには大きな筋肉があるため、全身の筋肉の40％が集中しているのです。太ももは筋肉の体積が大きいぶん、効率的に基礎代謝を高められます。

基礎代謝が高まると、燃えやすくなるのがお腹の内側にある内臓脂肪です。すなわち、ワインオープナーダイエットを始めると、エクササイズしていないときでも内臓脂肪が燃えるようになります。これが、ワインオープナーダイエットが効果的です。

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投稿者：deepmuscle

最終更新日：2015/05/19