4スタンス理論の診断チェックを1人でする方法
4スタンス理論のタイプを診断チェックする方法は3種類あります。それが重心が前側か後ろ側かのAタイプ/Bタイプ、重心が内側か外側かの1タイプ/2タイプ、体の動かし方によるクロスタイプ/パラレルタイプ。このうち2つがわかれば、4スタンス理論の「A1・A2・B1・B2」が判明するのです。
4スタンス理論の診断を1人でチェック
さっそく、4スタンス理論のタイプを1人で診断チェックする方法を紹介しましょう。まずは、自然に立ったときに重心のポイントが土踏まずからつま先寄りにあるAタイプか、土踏まずからかかとよりにあるBタイプかをチェックします。
まず壁に向かって立って両足の指先を壁につけます。体をまっすぐ伸ばしてあごをひき、鼻先を壁につけてください。この体勢から、太ももが45度くらいになるまでゆっくりしゃがむのです。
今度は壁を背にして立って、かかとを壁につけます。体をまっすぐ伸ばして骨盤も背中も壁につけてください。この体勢から太ももが45度になるまでしゃがみます。壁に向かってしゃがむのが楽ならAタイプ、壁を背にしたほうが楽ならBタイプです。
4スタンス理論の診断でタイプがわかる
次に、4スタンス理論のクロスタイプとパラレルタイプを診断チェックします。足を腰幅に開いて背すじを伸ばして立ったら、片方の腕を肩の高さで前に伸ばしてください。手の平を下にして、体の中央に来るようにします。
この体勢で、伸ばした腕と逆側の足で手の平をキックするのと、伸ばした腕と同じ側の足で手の平をキックするのを比べるのです。逆側が楽ならクロスタイプ、同じ側が楽ならパラレルタイプとなります。
ここでクロスタイプはA1かB2、パラレルタイプはA2かB1です。壁を使ってしゃがむチェックでAタイプかBタイプかがわかっていれば、4スタンス理論の「A1・A2・B1・B2」のタイプが1人で診断チェックできるというわけです。
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