パスタのゆで方を根本的に変える1分パスタとは
パスタのゆで方を根本的に変えるのが1分パスタ。あらかじめパスタを水に浸しておくことで、パスタのゆで方が大幅短縮。わずか1分で済むのです。しかも、食感は普通のパスタとまったく変わりません。パスタのゆで方が根本的に変わる1分パスタのやり方を詳しく紹介しましょう。
パスタのゆで方は1分で十分
海外で話題になっているパスタのゆで方が「One Minute Pasta」。すなわち「1分パスタ」です。11分もかかるパスタのゆで方が大幅短縮できるといいます。さっそく、ゆで時間1分の1分パスタの作り方を見ていきましょう。
1分パスタの作り方はパスタ100gに対して水300mlが基本。バットなどの容器で浸しておくだけです。浸しておく時間はパスタの太さが1.4mmなら1時間、1.7mmなら1時間半、1.9mmなら2時間です。
とはいえ1分パスタは、この時間を超えても浸しすぎの心配はありません。しかも、水につけたまま冷蔵保存もできます。冷蔵庫に入れておけば3日間は保存が可能。パスタのゆで方は1分で十分です。
食感は普通のパスタのゆで方
実際に1分パスタを用意してみると、水に浸したパスタは冷麦のように白色です。それを熱湯に入れると、あっという間に黄色いパスタ色に変わります。そして、食感は普通のパスタのゆで方とまったく変わりません。
というのも通常のパスタのゆで方では、パスタの外側から徐々に水がしみ込んでいくため、徐々に「糊化」が進んでいきます。1分パスタの場合、あらかじめ水が内側までしみ込んだ状態です。
水は熱を伝えやすいため、あらかじめ吸わせていた水が熱を伝えて、瞬時にでんぷんを「糊化」させるというわけ。このため、1分パスタはたった1分でゆで上がるというわけです。
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