梨状筋ストレッチは足で作る三角形を引き寄せる
梨状筋はお尻の奥にあるインナーマッスルです。そして、この梨状筋のあいだを通っているのが坐骨神経になります。加齢などで梨状筋が硬くなってしまうと坐骨神経を刺激。坐骨神経痛などを引き起こします。そんなときは梨状筋ストレッチでほぐすことで、痛みを抑えることができるのです。
梨状筋ストレッチは曲げた足をひねる
硬くなった梨状筋をストレッチする方法を2つ紹介しましょう。まずは仰向けになって足をひねることで、梨状筋をストレッチする方法からです。
まず仰向けになって、右足を曲げて左ひざの外側に足裏をつきます。足をクロスさせるのです。この体勢から曲げた右足を左側にひねって、お尻の梨状筋をストレッチするのです。
右手は骨盤に置き、左手は曲げた右足のひざに置きます。それぞれの手で下向きに圧力をかけて足のひねりをサポート。お尻の裏にある梨状筋が伸びていることをイメージすると効果的です。反対側の足も行います。
梨状筋ストレッチは三角形の引き寄せ
もう1つの梨状筋ストレッチは、足で作った三角形を両手で引き付けることで梨状筋を伸ばします。足をひねる方法よりも、さらに梨状筋をストレッチすることができます。
まず両ひざを立てて仰向けになったら、右足のくるぶしを左足のひざの上に乗せて三角形を作ってください。ここで左足を引き上げて、両手で左足のひざを持つのです。右手は右足で作った三角形の中を通します。
この体勢で左ひざを自分のほうに引き付けることで、右足で作った三角形を引き寄せるのです。これで、右側の梨状筋がストレッチされます。ポイントは、お尻が浮かないように腰を床につけるようにすることです。
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