腹斜筋の鍛え方は左右のバランスを重視すべし
ンナーマッスル腹筋は、お腹まわりのダイエットに重要な役目を果たします。そして、インナーマッスル腹筋とは「腹斜筋」と「腹横筋」のこと。そして、腹斜筋の鍛え方で大切なのが左右のバランスです。腹斜筋の鍛え方でダイエット効果に大きく差がついてしまいます。
腹斜筋の鍛え方で効果に差がつく
腹筋は大きく「腹直筋・腹斜筋・腹横筋」の3種類になります。腹直筋はアウターマッスルで、腹斜筋と腹横筋はインナーマッスルです。腹斜筋は外腹斜筋と内腹斜筋の2種類で構成されています。
このうち腹斜筋はわき腹にある筋肉です。腹斜筋は肋骨から骨盤までの広い範囲をカバーしています。腹斜筋の役目は体幹を横に倒す働きやひねる働き。そのほかにも、腹腔内圧を高めたり、内臓の位置を安定したり、排便を助けたり…と多岐にわたっています。
腹斜筋のうち外腹斜筋が表層部、内腹斜筋はその深部に存在。ウエストのくびれを作る筋肉でもあるため、腹斜筋の鍛え方でダイエット効果に差がつくのです。
腹斜筋の鍛え方は左右のバランス
さっそく腹斜筋の鍛え方を紹介しましょう。仰向けに大の字になったら、片方のひじと対角線上の脚をくっ付けます。上げたひじと反対側の手は、床に付いたままでOK。ひじと脚をつけたら5秒間キープするのです。負荷を軽いようなら、床についた手を頭の後ろに持っていくことで負荷を上げられます。
ここで大切なのが腹斜筋の左右のバランスです。腹斜筋の鍛え方は、左右交互に10回ずつ行いましょう。腹斜筋の重要な役目に、身体をゆがみがない状態で保つことがあるのです。腹斜筋が左右対称に働くことで、ゆがみのない体は作られます。
そして、体のゆがみがあると脂肪の燃焼効率はダウン。ダイエットといって腹筋運動だけやっても、なかなか痩せられない理由はここにあります。腹斜筋の鍛え方は、左右のバランスが大切なのです。
腹斜筋の鍛え方はトーソローテーション
腹斜筋の鍛え方としてよく効く筋トレマシンが「トーソローテーション」です。トーソローテーションは、上半身を固定した状態で、下半身を左右にひねるマシン。スポーツジムでみかけたことがあるでしょう。
腹斜筋をピンポイントで鍛えるならトーソローテーションがベストでしょう。腹斜筋の鍛え方は、トーソローテーションの下半身側を右側か左側いっぱいにセット。上半身はハンドルやパッドでしっかり固定して、下半身をひねった状態がスタートポジションです。
ここから下半身を正面から少し反対側まで力を込めてひねります。そして、元の位置までゆっくりと戻していくのです。最後まで、わき腹にある腹斜筋の力を抜かずにゆっくり戻すのがポイント。腹斜筋がダイレクトに刺激されるのがわかるでしょう。
腹斜筋の鍛え方は左右を必ずセットにする
これを片側10回やったら反対側も同じ数だけトレーニング。それを3セット行うのがよいでしょう。腹斜筋の鍛え方は左右のバランスが肝心です。左右を必ずセットにして行ってください。
実際にトーソローテーションで腹斜筋を鍛えてみると、下半身を左にひねるときに右側の腹斜筋、右にひねるときに左側の腹斜筋に効いている感覚に違和感を感じるかもしれません。通常の感覚でいうと、上半身をひねるときは反対側の腹斜筋を使うからです。
これはトーソローテーションの腹斜筋の鍛え方が、下半身をひねっているため。下半身を左側にひねるということは、上半身を右側にひねるのと同じことです。このため、トーソローテーションの腹斜筋の鍛え方は、ひねる方向と反対側の腹斜筋に効くのでした。
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