大腰筋トレーニングに能のすり足をマスターする
大腰筋トレーニングには能のすり足が最適です。大腰筋は足を上げる働きがありますが、じつは足を上げる最初の小さな動きだけ。それ以降はももやお尻の筋肉が働きます。そして能のすり足は一足の長さが一歩分。大腰筋でまかなえる動きしかしないためトレーニングになるのです。
大腰筋トレーニングに向いている理由
能のすり足というと、つい踏み込む足の部分を意識してしまうもの。しかし、すり足で大事なのは、ももと大腰筋になります。これが能のすり足が大腰筋トレーニングに向いている理由です。
足全体をゆらゆらと振るつもりで、ぶらんとももを上げます。そのとき、かかとを床に付けたままにしておくと、自然と足が前に出るはず。それが能のすり足なのです。
大腰筋トレーニングになる能のすり足の具体的な方法を紹介しましょう。まず両足を揃えて、ひざの裏をゆるめて立ってください。ややひざが曲がった感じになります。
能のすり足で大腰筋トレーニング
次に、左足にやや重心をかけてください。見た目でわかるほど、体を斜めにする必要はありません。そして、ぶらんと振るつもりで右足のももを静かに挙げて一歩出すのです。
このとき、右足のかかとは床につけたまま。かかとを床に付けたままにしておくと、つま先が自然に上がるはず。すると、足が一歩前に出ます。
右足の上がったつま先を下ろしたら、その足に重心を移動。反対側の足を出す準備をします。右足を出したときと同じように、左の大腰筋を使って左足を一歩前に出すのです。この能のすり足を繰り返せば大腰筋トレーニングになります。
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