レッグプレスは足を置く位置で効く筋肉が変わる
下半身のマシントレーニングの中でも、もっとも基本的かつ重要な多関節種目がレッグプレス。ひざ関節の伸展と股関節の進展がメインの動きとなって、太ももの前面と後面、内転筋群、大殿筋を鍛える筋トレです。このレッグプレス、足を置く位置で聞く筋肉が変わります。
レッグプレスで効く筋肉が変わる
スポーツジムによっては、レッグプレスに斜め45度の角度に座って45度の角度で足を押し上げるタイプと、水平に押すタイプを置いてあるケースもあります。レッグプレスの効果としてはほぼ同じです。
レッグプレスは脚を肩幅程度に開いて、つま先をやや外に開いてプレートに置きます。足を置く上下位置はプレートの中央付近が基本です。ここで足を置く位置を変えると、レッグプレスで効く筋肉が変わります。
プレートの上部に足を置くと股関節の伸展をメインに、プレートの下部に置くとひざ関節の伸展をメインに鍛えることが可能。また、足の間隔を広げて置くと、内転筋に集中して負荷をかけられます。
レッグプレスの追い込みテクニック
レッグプレスのやり方は、ひざの角度が90度以下になるまで曲げるのが目安。ひざをあまり曲げないと可動域が狭いために、そのぶん効果も少なくなってしまうのです。
レッグプレスの追い込みテクニックとして、両手でひざを押してサポートする方法があります。レッグプレスは両手を使わないので、手が自由に使えます。筋肉の疲れが出るセット後半などで追い込むときに活用しましょう。
なお、レッグプレスで気をつけなければならないのが、ひざが内側に入ること。ひざ内側の靭帯を痛めることにつながるので、絶対にNGです。とくに女性がレッグプレスをすると、陥りやすいフォームなので注意しましょう。
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