体幹を鍛えるなら回転クランチで加圧効果を出す
体幹を鍛えるなら回転クランチがおすすめ。回転動作には筋肉をねじる動きが入るため、適度に血管が圧迫されてはリリースされるという現象が自然と発生。加圧トレーニングと同じような効果を得ることができるのです。さっそく、体幹を鍛える回転クランチのやり方を紹介しましょう。
体幹を鍛えるなら回転クランチ
クランチはひざを軽く曲げて上半身を上げ下げする筋トレ。いわゆる腹筋運動として、一度は試したことがあるでしょう。このクランチで、上半身の上下運動を回転運動に変えるのが回転クランチ。体幹を鍛えるのに最適です。
回転クランチのやり方は、仰向けになって両足を肩幅に開いたらひざを軽く曲げ、かかとを床につけます。つま先は上向き。上半身を起こして、両手を胸の前でクロスしたら準備完了です。
この体勢から腹筋を意識して、まず右斜め下に向かって時計回りに円を描くように上体を回していきます。肩甲骨の下部が床に着くぐらいまで体を倒したら、左斜め上に向かって体をおこして元の位置に戻るのです。
体幹を鍛えるときにも加圧効果
回転クランチは時計回りと反時計回り、それぞれ15回ずつ行います。あごをしっかり引いて、きつくても呼吸を続けるように意識してください。腹直筋と外腹斜筋と内腹斜筋が鍛えられます。
ところで、加圧トレーニングは専用ベルトで腕や脚の付け根を縛って血流を制限し、軽い負荷でも大きな負荷と同じ効果を得る筋トレ手法。回転クランチはこの血流制限を筋肉をねじる動きで実現。体幹を鍛えるときにも加圧効果を得ることができるのです。
また、回転クランチは均等に筋肉を鍛えられるメリットもあります。直線的なクランチでは一定の方向にしか筋収縮はおこりませんが、回転の運動をしていると、タテ・ヨコ・斜めとさまざまな方向から負荷がかかるのです。体幹を鍛えることで運動能力向上を目指すなら、回転クランチが最適でしょう。
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