のどの白い粒は細胞の死骸だから潰すと悪臭を放つ
口の中からふとした拍子に出てくる白い粒がありませんか。この白い粒の原因は細菌の死骸。本来は細菌を防御するのどの奥で細菌の巣となってしまって、その死骸が塊となって白い粒を作るのでした。そんな細菌の巣窟を作り出しているのが口呼吸。白い粒の原因は口呼吸にあるともいえます。
のどの白い粒は細菌の死骸だから悪臭
のどの白い粒は、何かのタイミングで口の中に出てくるもの。指で潰すと悪臭を放ちます。この膿栓が作られている場所はのどの奥。これまで扁桃腺と呼ばれていた部位になります。
のどの奥はそもそも細菌などを防御するものです。それが疲労などで体の抵抗力が弱ると、細菌の力が体の抵抗力を上回ってしまうのです。すると、のどの奥が細菌の巣となってしまいます。
のどの奥が慢性的に炎症が起きている状態です。こうなると細菌の死骸が塊となって白い粒がどんどん作られる状態になります。白い粒の原因が細菌の死骸だからこそ、潰すと悪臭を放つわけです。
のどの白い粒の原因を元から断つには
じつは犬やサルにも同じような機能はありますが、それが炎症をおこすことはありません。それは人間以外の哺乳類がおもに鼻呼吸で、口呼吸をほとんどしないからです。
このため、白い粒の原因は口呼吸にあるということも可能。口呼吸は口か渇いて乾燥しやすく、さらに空気中の細菌がじかにのどの奥に触れることになります。こうなると免疫力が下がってしまい、白い粒の原因となるのどの奥の慢性的な炎症状態となるのです。
口呼吸を治すことができればのどの奥の炎症はおのずと改善。白い粒の原因を元から断つことができます。自分が口呼吸をしていないか意識してみて、なるべく鼻呼吸するように心がけましょう。