胃下垂の原因はダイエットによる内臓脂肪の急減
胃下垂とは、胃が正常な位置より下がってしまうこと。胃下垂は体にさまざまな悪影響を及ぼします。胃下垂によって連鎖的に腸下垂が発生。最終的には内臓全体が下垂してぽっこりお腹を引き起こしてしまうこともあります。そんな胃下垂の原因は、食べないダイエットによる内臓脂肪の急減にありました。
インナーマッスルの衰えで胃下垂
シェイプされたウエストは男女を問わず憧れるもの。しかし、ただ細くなればよいといって無理なダイエットに走った結果、健康を損ねてしまうことも少なくありません。とくに、食べないダイエットは胃下垂の原因となります。
そもそも食べないダイエットは体によくありません。まず食べないダイエットは便の量が減ることで便秘を誘発します。便秘が続くと、腸内には悪玉菌が一気に増加。有害な物質が発生して体中に運ばれると、肌荒れや頭痛がおこるようになるのです。
さらに、食べないダイエットが招くのが内臓脂肪の急減。急激に内臓脂肪が減ってしまうと、腹部の臓器の位置が保持できなくなることになります。ここにインナーマッスルの衰えが加わっておこるのが胃下垂です。
胃下垂の原因は食べないダイエット
すなわち、食べないダイエットは健康に健康に悪栄養を与えるだけでなく、胃下垂の原因となるということ。しかも、下がった胃は腸にも影響します。胃に押されて横行結腸が垂れ下がるようになるのです。
すると、内臓下垂の連鎖は止まりません。加えてS字結腸も垂れ下がって、腸下垂が発生。腸下垂によって腸内のカーブが増えると、便が通過しにくくなります。腸内で水分を吸収されすぎてますます排便を困難にするのです。
しかも、下垂した内臓は骨盤に溜まった状態になります。すると、溜まった内臓が張り出してぽっこりお腹を引き起こしてしまうのです。無理なダイエットは体にさまざまな悪影響を及ぼすのでした。
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