立ちくらみの原因が大腸がんかもしれない理由
この1年間に立ちくらみをした人を街頭で調べたところ、その割合はなんと60%でした。じつは人間の体は、立ちくらみがおきないような構造です。立ちくらみが急に頻繁におきるようになったら、そこにはなんらかの原因があるということ。立ちくらみの原因は大腸がんかもしれません。
立ちくらみには必ず原因がある
寝た状態から起き上がったり立ち上がったりすると、血液は下に向かって流れるもの。すると血液は下のほうへ下がってしまい、脳に血液が十分に行かずに酸素不足になります。これが立ちくらみです。
しかし、人間はそもそも立ちくらみしないような構造になっています。毎朝、起き上がるたびに立ちくらみになっていたらキリがありません。
じつは、血管のまわりに絡み付いた交感神経が血管を収縮させて、血液を上へと戻してくれます。私たちは交感神経のおかげで、立ちくらみせずに日々を過ごしていられるわけ。すなわち、必ず立ちくらみには何らかの原因があるのです。
立ちくらみの原因が大腸がん
よくある立ちくらみの原因が貧血。いわば血液が薄くなることです。貧血とは酸素を運ぶヘモグロビンなどの成分が減ること。貧血になると血液が下に流れなくても、酸素が脳に十分に届かなくなるため酸素不足になります。こうして立ちくらみが発生するのです。
立ちくらみが急に頻繁におこるようになったら、大腸がんが原因かもしれません。大腸がんが出血して結果的に貧血となっている可能性があるからです。
また、立ちくらみの原因が徐脈性不整脈ということもあります。除脈性不整脈はいわば、心臓が数秒間止まってしまう現象。やはり血液が脳に十分に届かなくなるため、立ちくらみの原因となるのです。
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