良性発作性頭位めまい症の原因を自分で取り除く
めまいの多くは、カルシウムのかけらが三半規管に入ってしまうことが原因でおきる良性発作性頭位めまい症です。良性というだけあって悪化しないのが特徴。しかも、良性発作性頭位めまい症の原因は自分で取り除くことができるのです。良性発作性頭位めまい症の原因の除去方法を紹介します。
良性発作性頭位めまい症の原因とは
良性発作性頭位めまい症は、三半規管にカルシウムのかけらが入ってしまうことでおこります。すると、体が止まっていても三半規管内をカルシウムのかけらが移動。三半規管内のリンパ液に流れが乱れてめまいの原因となるのです。
良性発作性頭位めまい症は不快な症状が何度かぶり返すことはあっても、良性という病名だけあって悪化はしません。ほとんどの人は適切な運動で原因となっている耳石を取り除けるのです。
良性発作性頭位めまい症の治療は、患者の目の動きを外から見やすくするゴーグルを装着して行われます。拡大鏡の患者の目の動きを確認しながら、頭をさまざまな向きに傾けていくのです。
良性発作性頭位めまい症の原因を予防
医師は患者の目の動きからカルシウムのかけらが、三半規管のどの位置にあるかを把握。頭を傾けることでカルシウムのかけらを三半規管から外へ移動させるのです。
これと似たような動きをすれば、良性発作性頭位めまい症の原因は自分でも取り除くことができます。寝る前に仰向けになって天井を見て10秒、顔を右に向けて10秒、また天井を見て10秒、左に向けて10秒…と顔の向きを変えるのです。
また、少し高い枕を使うことでも良性発作性頭位めまい症を原因から予防することもできます。高い枕は三半規管をカルシウムのかけらが発生する場所よりも高い位置に保持。三半規管に入っていきにくくするのです。
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