自律神経を整えるなら丹田を意識した深い呼吸
自律神経を整えるなら丹田を意識した深い呼吸が効果的です。自律神経は唯一、呼吸法によって整えることができます。自律神経は息を吸うときには交感神経が働き、息を吐くときには副交感神経が働くもの。この性質を利用して、丹田を意識した深い呼吸を行うことで自律神経を整えるのです。
交感神経優位の自律神経を整える
丹田とは、へその下5cmのところにあるツボ。とはいえ、丹田は表面にはありません。体を横から見たときには、体の中心部分にあります。自律神経を整えるなら、この丹田を意識した呼吸法が効果的です。
私たちの生活はいまやストレスだらけ。自律神経は常に交感神経が優位になっています。また、スマホ捜査などで姿勢も悪くなって呼吸は浅くなりがち。これも交感神経を優位にしています。
そこで、自律神経を整える呼吸法を紹介しましょう。椅子に座ったら姿勢を正して、足を肩幅に開いて両手はひざの上。肩の力を抜いたら準備完了です。上半身が伸び上がるように、鼻から自然に息を吸いましょう。
自律神経を整える丹田呼吸法
そして、少しだけ前傾しながらゆっくり息を吐くのです。このとき意識するのが丹田。上半身を骨盤に落とすイメージです。この呼吸を3回繰り返して、3回目は息を吐き切ります。これを4セット行ってください。
丹田を意識した呼吸法は、体の奥まで空気が送り込まれるため、自律神経を整えるだけでなく、内臓のマッサージ効果があります。その結果、全身の細胞が活性化され、免疫力を高めることができるのです。
また、丹田は命の泉とも呼ばれ、昔から生命の源が宿る場所として言い伝えれてきました。また、古来からの武道でも体の要所とされる部分です。丹田を意識した呼吸が自律神経を整えるのもうなずけます。
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丹田は日本の武道でも体の要所とされてきていた
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