シックスパックに効果的な汗腺トレーニングとは
シックスパックと呼ばれる割れた腹筋は、ただ筋トレするだけでは手に入りません。そもそも腹筋は生まれたときからシックスパック状態。分厚い皮下脂肪がそれを隠しています。すなわち、大切なのは皮下脂肪を減らすことです。そのためには、汗腺トレーニングが欠かせないのでした。
シックスパックは皮下脂肪を減らす
シックスパックを浮き出させるために皮下脂肪を減らすことは、脂肪の元となる物質である中性脂肪を減らすことです。中性脂肪は脂肪細胞の中に蓄えられているエネルギー物質で、これを燃焼させることでダイエットできます。
脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪は、燃焼サイクルに取り込んで燃焼させることで減らすことができるもの。ただし燃焼サイクルが小さいと、多くの脂肪を燃焼させるのに長い時間がかかります。
ここで大きい燃焼サイクルを作るために有効なのが、汗腺を活性化すること。汗腺が活性化すると体全体の代謝がよくなり、多くの脂肪が燃焼してシックスパックが手に入ります。それを可能するのが汗腺トレーニングです。
シックスパックは中性脂肪を燃焼
シックスパックを手に入れるために中性脂肪を燃焼させるには、じつはもう1つ問題があります。中性脂肪に有害金属が付着していると、燃焼サイクルに取り込まれないのです。
じつは、この問題を解決するのも汗腺トレーニング。汗腺トレーニングは大きな燃焼サイクルが作るだけでなく、汗をかくことで皮脂腺が刺激。皮脂と一緒に有害金属が排出されるのです。
加えて、代謝が盛んになり血行がよくなると腎臓の血行が促進します。すると腎臓の働きによって、多くの有害金属が尿によって体外へと排出されていくのです。このように汗腺トレーニングは、シックスパックに効果的なのでした。
シックスパックに汗腺トレーニング
シックスパックのための汗腺トレーニングには3ステップ。ステップ1は「高温手足浴」。42~43度の少し熱めのお湯をお風呂の3分の1までためます。そこにバスチェアに座って前かがみになって10分間、手と足だけをつけて温めるのです。
ステップ2は「微温半身浴」です。ステップ1に続いて、38~39度のぬるめのお湯を、浴槽の半分ためてください。待っているあいだに、髪の毛や体を洗っておきます。そして、みぞおちあたりまでの半身浴で15~20分ほど入浴するのです。
ステップ3は「風呂上りの乾燥」です。お風呂から上がったら、タオルで肌を軽く押さえて水気をとります。ウチワや扇風機など自然に乾燥させることが大切です。汗腺トレーニングを3週間くらい続ければ効果が出るでしょう。
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