パレオダイエットは肉と野菜をセットにする理由
パレオダイエットは原始人の食事を現代生活に生かして痩せるメソッド。実際にどのように食材を選べばよいのでしょうか? 原始時代といっても、現代ではマンモスの肉は存在していません。そこで、パレオダイエットは肉と野菜をセットにして食べます。その理由を詳しく見ていきましょう。
パレオダイエットは赤身肉を選ぶ
パレオダイエットでまず選ぶのは肉。牛肉ならなるべく霜降りでなく、筋肉という感じの赤身の肉を選びます。鶏肉を選ぶならむね肉。地鶏などは固くて赤身のものが多いはず。まさに筋肉のような肉といえるでしょう。
豚肉を選ぶならロースの部分。よく動いている動物というのは脂肪が少なく、活性酸素が少ないのが特徴です。それに比べて脂肪分の多い肉は小屋で育てられたもの。活性酸素が多く含まれていて、食べる側の負担になるのです。
活性酸素とは肌や血管などの老化を促進させる強い酸化力を持った酸素のこと。私たちの体内でも作られます。活性酸素にはウイルスや細菌を退治するという大事な役割がありますが、必要以上に増えてしまうとよい細胞も傷つけて、老化を促進。生活習慣病の原因の一つになってしまう可能性もあります。
パレオダイエットの副作用を抑える
パレオダイエットでは野菜も積極的に食べるべき食材。その選び方のポイントは色です。色の濃い野菜を積極的に食べるようにします。トマトやパプリカなどの濃い色は、太陽の紫外線によって活性酸素が増えるのを防ぐ役割があるからです。
この濃い色の野菜を食べることで、パレオダイエットで食べた赤身肉などで発生する活性酸素を取り除いてくれるというわけ。パレオダイエットの副作用を抑えてくれるのです。トマトやパプリカ、ニンジンなどをなるべく皮ごと食べるようにしましょう。
なお、パレオダイエットではナッツもおすすめ食材。ナッツは木の実ですから、原始時代から食べられていた食材といえるでしょう。なるべく塩分不使用のものを選ぶようにしましょう。卵はタンパク質や必須アミノ酸が効率的に摂れるので、パレオダイエットでは積極的に食べてもよい食材になります。
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