お腹引き締めなら「鼻でゆっくり腹式呼吸」
お腹の引き締めは「鼻から息をゆっくり吐いて、鼻で息を吸う」だけで実現します。ポイントは、長く細くゆっくり息を吐き切ること。これでお腹まわりの脂肪が燃焼して、ウソのように背中の肉が落ちてくびれが生まれるのです。お腹引き締めに効果のある呼吸法に迫ります。
お腹引き締めに効果のある呼吸法
お腹引き締めに効果のある呼吸法は、お腹だけを動かして胸を動かさない腹式呼吸が基本です。息を吸ったときにお腹をふくらませ、吐いたときにへこませます。
呼吸法には胸を動かさずにお腹だけを動かす腹式呼吸と、お腹を動かさずに胸だけ動かす胸式呼吸があります。横隔膜を上下させるのが腹式呼吸で、肋骨を広げたり閉じたりするのが胸式呼吸です。
そして、お腹引き締めはこの腹式呼吸を、鼻から息をゆっくり吐いて、鼻で息を吸うようにするだけ。横隔膜を大きく動かすことで内臓が活性化。血流が促されて脂肪が燃えやすい体になるのです。
お腹引き締めのポイントとは?
お腹引き締めのポイントは、脱力して息を最後まで吐き切ること。息を吐き切ることで、酸素が自然に体に入ってきます。
また、息を吐いているときに筋肉をゆるませ、力を抜くようにしてください。リラックスできずに体が力んでいると、胸式呼吸になってしまいます。最初は、床で仰向けになって試してみるとよいでしょう。
さらに、お腹引き締めには腹式呼吸をするときにイメージも大切。温かいトロッとした液体が全身を包んでいるようなイメージを持つと効果的です。
お腹引き締めの効果がアップする
腹式呼吸は、お腹引き締め以外にも効果があります。とくに息を吐くことを意識して深くゆっくりと呼吸すると、自律神経のバランスを整える効果が得られます。
自律神経のバランスが整うと、脳内で気持ちを落ち着かせる物質の分泌されてリラックス効果します。また、自律神経のひとつである副交感神経にはリンパ球を増やす作用があるため、免疫力アップ効果も期待できるのです。
また、腹式呼吸による自律神経のリラックス効果で内臓の活性化が促進。お腹引き締めの効果がアップします。というのも、便を運ぶ腸のぜん動運動を司っているのも副交感神経。排便の調子をよくする効果もあるからです。
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