腹筋の鍛え方はインナーマッスルから始めるべし
腹筋の鍛え方はいろいろ。いわゆる仰向けで上体を上げ下げする腹筋運動から、うつ伏せから両ひじと両足で体全体を支える体幹トレーニングまで多岐にわたります。そんな腹筋の鍛え方は、アウターマッスルではなくインナーマッスルから始めるのが効果的です。正しい腹筋の鍛え方を見ていきましょう。
腹筋の鍛え方は腹横筋をまず強化する
そもそも腹筋という筋肉は存在していません。実際には、お腹の外側から腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋という筋肉が存在。このうち、腹直筋と外腹斜筋がアウターマッスル、内腹斜筋と腹横筋がインナーマッスルです。
そして、腹筋の鍛え方がいろいろ紹介されるのは、大きく2つの目的が挙げられます。1つは、ぽっこりお腹の解消に代表されるウエストのシェイプアップ。もう1つは、スポーツなどでのパフォーマンス向上でしょう。
このどちらの目的に対しても、腹筋の鍛え方はアウターマッスルよりもインナーマッスルから始めるのが正解。なかでも、お腹の最下層にある腹横筋をまず強化することが効果的なのです。
腹筋の鍛え方はインナーマッスルから
ぽっこりお腹の原因は、じつは内臓下垂にあります。内臓を正しい位置に保持するのはお腹のインナーマッスルの働き。インナーマッスルが弱ると下垂した内臓が骨盤に溜まった状態となり、ぽっこりお腹になってしまうのです。
このため、ウエストをシェイプアップするための腹筋の鍛え方は、インナーマッスルから始める必要があるというわけ。まずは内側からお腹を細くするのが正解です。
運動のパフォーマンス向上にもインナーマッスル強化が効果を発揮します。というのも、人間のあらゆる動作において一番最初に動く筋肉が腹横筋だからです。ものを取ろうと手を伸ばすときでも、動き出しは腹横筋からになります。
このため、腹筋の鍛え方はまずはインナーマッスルに重点を置いて強化。そこに、腹直筋を鍛える鍛えるメニューを加えていくのがもっとも効果的なのです。
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