腹筋女子が鍛えるべき「腹横筋と腹斜筋」とは?
腹筋という言葉はよく聞きますが、実際に腹筋という筋肉があるわけではありません。腹筋は腹直筋と腹斜筋、腹横筋の3種類に分けられます。そして、腹筋女子が鍛えるべきは腹横筋と腹斜筋です。腹横筋と腹斜筋には、腹部のコルセットとして内臓の位置を保持する役目があるからです。
腹筋女子はインナーマッスルを鍛える
筋肉には大きく2種類あります。1つは、筋トレなどで鍛えられるアウターマッスル。割れた腹筋や大きな力こぶなど、振れることのできる筋肉です。そして、もう1つがインナーマッスル。体の深層にある外から触れられない筋肉です。
ここで腹筋は腹直筋と腹斜筋、腹横筋で構成されているもの。このうち、腹斜筋は外腹斜筋と内腹斜筋の2種類で構成されています。そして、アウターマッスルにあたるのは腹直筋と外腹斜筋、インナーマッスルは内腹斜筋と腹横筋です。
そして、腹筋女子が鍛えるべきは腹筋のインナーマッスル。具体的には、腹横筋と内腹斜筋になります。これらのインナーマッスルが腹部をコルセットを覆っているため、内側からウエストをシェイプアップしてくれるからです。
腹筋女子は腹横筋と腹斜筋を鍛える
腹筋のインナーマッスルには、胃や腸などの内臓を正しい位置に保持する役割もあります。腹筋のインナーマッスルが衰えると、その保持力が弱って内臓下垂が発生。内臓の位置が下がることによって、お腹まわりが太くなってしまうのです。
このため、腹筋のインナーマッスルを鍛えると、胃や腸が本来の正しい位置をキープするようになります。すると、筋トレの効果によって減った脂肪以上に、お腹まわりがスッキリするのです。
さらに、ウエストのくびれを作るのが外腹斜筋と内腹斜筋。いわゆる腹筋運動で鍛えられる腹直筋は、お腹の前面をタテに走る筋肉。ウエストのくびれを作るためにはそれほど効果がありません。腹筋女子は腹横筋と腹斜筋を鍛えるべきです。
■「腹筋女子」おすすめ記事
女性が腹筋を鍛えるならインナーマッスルが最適
女性の体脂肪率「20%以下」が理想だった
■「腹横筋」おすすめ記事
腹筋のインナーマッスルは「腹横筋と腹斜筋」
腹横筋はお腹を引き締めるインナーマッスル
腹横筋をドローインで鍛えると腰痛予防になる
腹横筋を筋トレするならヒップリフトが効果的
■「腹斜筋」おすすめ記事
腹斜筋の筋トレは腹筋を割るのに必要不可欠
1日5回!腹斜筋の筋トレでお腹をへこませる
腹斜筋の筋トレはたった3分で手軽にできる
腹筋ストレッチで腹直筋と腹斜筋をよく伸ばす