クランチによる腹筋強化はドローインとセットで
人間は持っている筋肉の3割ほどしか使いこなせていないもの。あらゆる動きのベースとなる腹筋でも同じです。腹筋のトレーニングは筋トレよりもまず、正しい動きを覚えこませることが大切。それにはクランチにドローインを組合わせた腹筋トレーニングが効果的です。
クランチで腹筋の動きをマスター
ひざを立てた仰向けで体を起こすクランチは、いわゆる腹筋トレーニングです。といっても、回数を重ねて鍛えるためではなく、腹筋の正しい動きをマスターするために行います。
じつは筋力アップは、筋トレによる筋肥大がなくても実現するもの。腹筋の正しい動きを体が覚えることで、筋肥大なしで筋力アップさせることができるのです。
そんなクランチによる腹筋強化はドローインと組合わせると効果的。ドローインはお腹を引っ込めながら吹き式呼吸を行うエクササイズです。お腹まわりをスッキリさせる効果で、ダイエット向きの運動として人気があります。
クランチの腹筋強化はドローインで
クランチとドローインの組合わせによる腹筋強化は、まず仰向けになってひざを立てます。腕は少し開いて床に接するようにしてください。この状態からまずはドローイン。軽く息を吐きながらお腹を引っ込めます。
そして、お腹をへこませた状態をキープしたまま、いったん息を吸って、次に息を吐きながら上半身を起こしてください。体を起こして3秒ほど静止したら、ゆっくり体を戻して終了です。
ドローインしながらクランチをすることで、これまで使い切れていなかった腹筋が使えるようになります。目安は10回程度。これで筋肉トレーニングをすることなく、腹筋を筋力アップすることができるのです。
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